ー INTERVIEW 03

地域を守り、信頼を築くいつか自分の手で。

K.S 2021年入社建築・土木事業部

建設現場で職人さんを束ねる父の背中に憧れて。

― 建設業界に興味を持った理由を教えてください。

高校時代に通っていた校舎の耐震化工事があり、そこで現場監督として職人さんたちを率いていたのが父でした。昼休憩で顔を合わすといつものやさしい顔なのに、現場に入ると真剣な表情で職人さんに指示を出す。工事が進むにつれて校舎の外観がどんどん変わっていく。そんな姿に憧れて、自分も同じ道に進もうと決意しました。当初は、現場監督の酸いも甘いも知る両親から猛反対に遭いましたが、建築系の大学に進学してからは応援してくれるようになりました。明和工務店に入社して約半年が経つ現在は、ワンルームマンションの建設現場で、現場監督として職人さんとのやりとりなどを任せてもらっています。1階の躯体工事からはじまって、いよいよあと2週間ほどで上棟するところまでやってきました。竣工はもう少し先になりますが、今からとてもワクワクしています。

協力会社さんも職人さんも仲間のように育ててくれます。

― 現場でチームワークや団結力を感じる場面はありますか?

実は配属されるまで、建設現場の職人さんは怖い人が多いと勝手に想像していたんです。しかし、実際に配属されてみると、仕事には厳しい一面があるものの、やさしくて、男気にあふれた人ばかり。たとえ新人の私がミスをしてもしっかりと謝れば、笑ってフォローしてくれる。もちろん、そのためには日頃のコミュニケーションが欠かせませんが、私のような新人でも遠慮せずに話しかければ、いろいろなことを教えていただけます。上司や先輩だけではなく、現場の皆さんがまさにチームのように可愛がってくださり、育ててもらえるのは、本当にありがたいですね。そんな雰囲気が自然とつくられているのは、明和工務店が地域密着型で、神戸の街で長く仕事をしてきたことも一因だと思っています。地元の協力会社さんや職人さんとの関係も深く、現場での信頼関係がしっかりと構築されている。新人の現場監督にとって、理想的な環境です。

職人さんとの会話の一つひとつが嬉しいです。

― これからの目標はなんですか?

現場に配属されて約半年、最近では上司ではなく私に職人さんから仕事の相談をもらえる場面も増えてきました。ほんの数ヶ月前までは工事の流れすら掴めておらず、現場の役に立っているという実感を持てなかったので、職人さんたちからいただく一つひとつの連絡が本当に嬉しいですね。これからの目標は、一級建築士と一級建築施工管理技士の資格を取得すること。また、チャンスがあれば、施工現場での経験を活かして設計職に挑戦したいと思っています。施工現場の苦労を知る自分だからこそ引ける図面があると信じています。そして、いつの日か父のように地元の人や家族に誇れるような建物を、自分の手でつくれたら最高ですね。

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