SDGs ACTION

SDGsの取り組み

ACTION 01

10年後の
GOALを目指して

SDGsマッピングによる
GOALの策定と展望

I さん:2019年入社
( 建築・土木事業部 工務部 )

ー 活動のきっかけと、SDGsマッピングについて教えてください。

もともと環境問題には関心があったのですが、品質・環境委員に選ばれ、全社レベルのプロジェクトチームとしてSDGsに取組むことになり、これまで以上にSDGs視点で物事を考えるようになりました。
プロジェクトは3つの班に分かれており、私が所属するB班には『10年先を見越した活動の方向付け』というテーマが与えられていましたが、漠然としたテーマで、まず何から取り掛かれば良いのか全く分かりませんでした。
そんな折、苦し紛れに色々調べていた中で偶然”マッピング”を取り上げた記事が目に留まったんです。一言でマッピングと言っても様々な手法があるようですが、私たちはまず部署ごとに掘り下げる事にしました。部署名を横に書き並べた大きな紙を用意し、上半分を《現在》下半分を《将来》とします。SDGsに《既に取り組めている業務》、《今後取り組みたい業務》を各ターゲットのカードに書き込み、担当部署に貼り付けていく、といった具合です。

ー 収穫はありましたか?

プロジェクトメンバーが自部署の仲間にも声を掛けてくれて、わいわいガヤガヤと賑やかに作業が進みました。
普段業務で関わりのない社員同士が、あれこれ言いながら作業をしているのを客観的に見て、単純に「ああ、こういうのって何だかいいなあ。」と感じたんです。作業を通じて、今まで話す事の無かった人たちが部署も年功序列も性別も関係なく1つの作業をする事って、今まで無かったんじゃないかと思います。それに気付けた事が、まず1つめの大きな収穫ですね。
また、作業が終わった後に貼られたカードをしげしげと眺めていると、想像以上に皆が「ああしたい、こうしたい」という気持ちを強く持っている事が分かりました。自部署に対しての目標や夢だけではなく、他部署に対して書いてくれた人が多かったのも印象的でした。
たくさんの夢や希望がつまったマップを受け取り、これからの活動の方向性を決めていく上での大きな財産となりました。

ー 今後の展望について聞かせてください。

現在、1つ1つのカードに対して色んな側面から検証し、少しでも早く実行できる物がないか模索しています。
今行っている活動が既にSDGsにつながっていると分かったり、ワンアクション増やすだけでSDGsに貢献できる活動もあったりなど、新たな気づきもありました。
専門用語など、班のメンバーには分かりづらい内容があれば、書いた本人にヒアリングをしています。今まで知らなかった業務もあり、他部署に対しての理解が深まったような気がします。
今はまだプロジェクトメンバーの中だけで積極的な活動が行われていますが、近いうちにもっと多くの人を巻き込んで、社員一丸となってSDGs活動を進めていきたいと思っています。